研究会にて読む。「全制的施設の特徴について」2章〜4章。

ゴッフマンの社会学〈3〉アサイラム (1984年)

ゴッフマンの社会学〈3〉アサイラム (1984年)

・「ケア」の特殊性に関して

人間という素材に関しては、ほとんど常に〔物を扱う〕技術の場合には不必要な取り扱いの基準が維持されなくてはならない(Goffman1961=1984:79)

・「患者さんのため」という論理と同一(?)

被収容者の管理は、当該営造物の理想とする目的あるいは機能―それらは人間に対する技術的サービスを必然的に供っている―という観点から正当化される。(Goffman1961=1984:96)